第37回日本集中治療医学会学術集会を開催するにあたって
 
   
   
   
 
 
  第37回日本集中治療医学会学術集会
  会長 多田 恵一
  (広島市民病院麻酔集中治療科・救命救急センター)
 2010年(平成22年)3月4,5,6日の3日間、広島市におきまして、第37回日本集中治療医学会学術集会を開催させていただきます。
 メインテーマは「明日の集中治療:多領域の英知をシームレスに統合しよう!!」に決定いたしました。これは、一つにはCritical Careを構成する病院前救急、ER、救命救急センターあるいは手術室、一般病棟から集中治療室につながる連続した時間軸での"シームレスな集中治療"、もう一つには、救急医、循環器内科医、呼吸器内科医、脳神経外科医、神経内科医、小児専門医、麻酔科医等々の医師グループに加えて日常の集中治療に心血を注ぐ同志である集中治療部看護師、臨床工学技士、薬剤師などなど多くの領域の専門性を統合して展開する"エビデンスに基づく集中治療の追及"の2点を基本骨子と考えております。皆様にはこれら時間軸、横断的専門性での多領域の英知を統合するという視点で活発な御議論をいただき、集中治療の明日を拓いていただきたいと思います。
 また、これらに加えて、皆様の共通の課題である教育、専門医制度、ICUでの医療環境整備、多施設臨床研究、医療安全、終末期医療にも充分議論の時間を設けたいと思っております。
 今日、集中治療は大学病院・医育機関のみならず、臨床教育病院、地域中核病院が相互に密接に関連した熱いコラボレーションのなかで活発に展開されております。この現状を踏まえて、本学会では学術集会企画に臨床病院の集中治療医である我々独自の視点をも取り入れた企画運営をやってみよとの御下命が、多くの会員の皆様から成されたものと思っております。この光栄に報いるためにも、粉骨砕身、ご希望に真に沿える実のあるプランニングを考えてまいります。
皆様のご協力、ご指導のほどなにとぞよろしくお願いいたします。
 広島は長崎とともに、世界で唯一の被爆都市であり世界平和を祈る町として広く知られております。また風光明媚な瀬戸路に展開する海、山、川などの自然に至高のアーバンライフが加わった、素晴らしいところでもあります。学ぶによし・絶品の牡蠣など海の幸を味わうによし・宮島の厳島神社もなおよし・美しい県北の山河を楽しむもよし・・・などなど、会員の皆様方には、100%ご満足いただける条件がそろっております。
 どうか、集中治療に関わる医師、看護師、臨床工学技士の皆様は無論のこと、この分野に関心をお持ちの多くの方々に広島の地に足をお運びいただけるよう、心よりお待ち申し上げております。